著者
千田 有紀 中西 祐子
出版者
武蔵大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究プロジェクトでは、デートDVへの取り組み、とくにキャンパスでどのように取り組んでいるのかを調査することによって、日米の取り組みと暴力観を比較することが目的としていた。調査の結果、(1)アメリカのキャンパスの取り組みの中心を占めるのが学生寮であること、(2)これは学生寮があるという必要に迫られているからでもあるが、またさまざまな取り組みを浸透させやすくもしていること、(3)ただ啓蒙をおこなうのではなく、学生とセンターやNPOを結ぶ「リーダー」を育成し、学生の主体性を作り出すことが必要であること、(40プログラムは具体的であり、ただ一方的に「加害者」を批判したり、「被害者」の心がけを求めたりするものではなく、大部分の「傍観者」を暴力防止に巻き込んでいくのかに焦点があてられていること、(5)たんに暴力を防止するだけではなく、「正しい男性性」などの定義を変容させ、暴力を取り巻くメディア環境を含め、文化に多くの注意を払っていること、などが明らかになった。

言及状況

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@COM5THFLT https://t.co/9EBSSJVyTg アメリカの大学での男女間のトラブルをネタにした話を膨らませてお金をもらえるって面白いですよね、それを思想改造にまで結びつけようとするのはすごいなと思うんですが、これ法律でやればいいんじゃないんでしょうか
下記研究成果 https://t.co/LK3T0N4byK … [雑誌論文] 女性の現状と社会進出 https://t.co/uTAgSfIUrB 成果の雑誌論文5件中、上記3件はただの一般書籍ですね。 残り2件が、日本家族社会学会の機関誌と岩波の一般向け雑誌「思想」への掲載なので学術論文とは言い難いです。

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