著者
清水 知子
出版者
筑波大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

現代英国における多文化主義の可能性と限界について以下の知見を得ることができた。1)新自由主義社会においていかに移民が分断され、「国民」が再編されたか、その構造の変化について明らかにした、2)多文化主義の根底にあるリベラリズム、世俗主義の暴力性がどのように主流の見解として社会のなかで機能しているのかをメディアの表象から明らかにした、3)上記1)、2)のなかから高まった他者への不信感と監視社 ・ュ策への傾倒を考察し、現代社会におけるコミュニティの実態がどのように変化しているのかを明らかにした。

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こんな研究ありました:多文化主義と暴力--現代英国における文化翻訳と身体の可傷性について(清水 知子) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21720089
こんな研究ありました:多文化主義と暴力--現代英国における文化翻訳と身体の可傷性について(清水 知子) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21720089

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