著者
大浦 学
出版者
高知大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

E-多項式はテータ写像により、モジュラー形式へと写される。ここで得られるモジュラー形式について、種数1の場合に次のようなことが知見された。 もともと E-多項式はアイゼンシュタイン級数に対応するものとして導入したが、アイゼンシュタイン級数と似た性質を持つことが観察できた。すなわち、基本領域内におけるゼロ点は原点から距離1の部分にあり、適当な重さの差がある場合、それらのモジュラー形式のゼロ点は分離的と呼ばれる性質を持つ。ただし、一般的には証明されておらず、これからの研究課題である。

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こんな研究ありました:テータ写像が結ぶ保型形式と代数的組合せ論の有機的研究(大浦 学) http://t.co/h9pia0vM

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