著者
照沼 利之 清水 森人 奥村 敏之 榮 武二 森 祐太郎
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

我々は近年、陽子線照射によって発生するMHz音響波を工業用の大口径超音波プローブで測定することに成功した。しかし、陽子線照射で発生する音響波は微弱であるためより小型の医療用超音波プローブを使用した測定は困難であることが予想される。本研究では新たに、アクティブ計測を導入した方法により、MHz音響波の医療用超音波プローブで計測することを試みる。この目的が達成できれば、将来は放射線検出技術と超音波診断装置技術との融合により、放射線治療時の体内臓器イメージングと放射線分布イメージングを同時に実現できる可能性が開かれる。このように将来の技術につながる研究として本研究は重要である。

言及状況

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@k_ko16 私も理解はできてないですけど、筑波大の方が研究されてる発表を見ました。線量が付与されると音響波が発生して、それを検出して線量分布にする、的な。 検出器が発展すると、光とか波とかいろいろ検出できるようになって新しい世界が拡がりますね。 https://t.co/Ryb9wfOS5k

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