著者
金子 直樹 林 慶和 服部 多市 川野 真太郎
出版者
九州大学
雑誌
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
巻号頁・発行日
2021-10-07

COVID-19パンデミックは変異株の報告を含め未だ予断を許さない状況であり、病態の早急な解明が望まれている。われわれはこれまでに、COVID-19において特異なCD4+CTLsとDN B細胞が増加し、病態形成に関与することを明らかにしたが、その役割は不明である。本研究の目的は、これらの細胞の役割を明らかにし、治療応用への可能性を模索することである。またこれらの細胞は各種自己免疫疾患(IgG4関連疾患、強皮症)の病態形成(組織障害、線維化、自己抗体産生)にも関与することが示唆されており、本研究はCOVID-19の病態解明のみならず、非ウイルス性疾患を含む多岐疾患に応用できる可能性を秘めている。

言及状況

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@hiro95552236 @TRX8SE 君は3年も経ったって自分で言うのに、何もCOVID-19について何も知らないんだね☺️ COVID-19が免疫機能不全を引き起こし、それが他感染症の増加に関係してるという指摘が有る☺️ https://t.co/RPINKQsjPB 更に、免疫系への影響がIgG4関連疾患への関与も指摘されてる☺️ https://t.co/LoFTI11rny… https://t.co/Tl2MtSsqiy
興味深いのは前述のNature文献でも例えば新型コロナ感染後のダブルネガティブB細胞の増加が指摘 同細胞等の増加がIgG4関連疾患にも関与の可能性 ワクチン接種が原因等と一部に喧伝される話(例えばIgG4関連疾患)が感染後に起こりうる このように免疫に異常をもたらす可能性 https://t.co/YZHDzKTRr5

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