著者
石井 源信 小谷 泰則
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、アスリートは緊張時になぜパフォーマンスが崩壊するのかを明らかにするために、磁気共鳴画像法を用いた実験やテニスのサーブ・コースを予測するCGを用いた行動実験を行い、脳のどの様な要因がパフォーマンスの崩壊を発生させるのかを明らかにすることを目指した。また、パフォーマンス崩壊の要因を探るためにソフトテニスを対象として、質問紙を作成し、どのような心理的要因がパフォーマンス崩壊に関与しているかも検討した。その結果、心理的な阻害要因としては、競技場面での過度な感情の惹起が「視線注意散漫」という状態を生じさせ、最終的に「知覚運動スキル」に影響を与えることが示された。また、脳内のメカニズムとしては、島皮質からの実行系の注意システムへのコントロールが阻害されることが示された。本研究では、これらの他に、スポーツ科学の脳機能研究を支援するプログラムの開発や、アスリート支援のためのスマートフォンアプリなどの開発も行った。

言及状況

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感想会おつかなたでした!27日の一周年記念ソロライブも楽しみ…! さて、緊張とパフォーマンスの関係について研究した論文、前に話題に出たときに探したのがこれです…科研費で3年実施されたしっかりした研究で読み応えありますのでよかったら。 https://t.co/R9W67lb9dy #天界学園放送部
緊張時のパフォーマンス低下、研究されてるねぇ結構…(これはスポーツ分野だけれども) https://t.co/R9W67lb9dy
こんな研究ありました:緊張時のパフォーマンス崩壊メカニズムの解明と公開型スポーツ脳機能解析施設の構築(石井 源信) http://t.co/ufEdR2I2FQ
こんな研究ありました:緊張時のパフォーマンス崩壊メカニズムの解明と公開型スポーツ脳機能解析施設の構築(石井 源信) http://t.co/ufEdR2I2FQ
こんな研究ありました:緊張時のパフォーマンス崩壊メカニズムの解明と公開型スポーツ脳機能解析施設の構築(石井 源信) http://t.co/ufEdR2qZDQ
こんな研究ありました:緊張時のパフォーマンス崩壊メカニズムの解明と公開型スポーツ脳機能解析施設の構築(石井 源信) http://t.co/ufEdR2qZDQ
こんな研究ありました:緊張時のパフォーマンス崩壊メカニズムの解明と公開型スポーツ脳機能解析施設の構築(石井 源信) http://t.co/ufEdR2I2FQ

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