著者
平川 一彦 荒川 泰彦 岩本 敏
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010

我々は、半導体量子構造を強いテラヘルツ電磁場の中に置き、その量子伝導を制御することを目的として研究を行った。主な成果は以下の通りである;1)半導体超格子に強いテラヘルツ電磁波を照射することにより、高電界ドメインの発生を抑制することに成功した。2)量子ドットにナノギャップ電極を形成することにより、量子ドットとテラヘルツ電磁波の強い結合を実現し、テラヘルツ光子支援トンネル効果により単一電子の伝導を制御することに成功した。

言及状況

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こんな研究ありました:半導体へテロ構造中の量子準位間遷移とテラヘルツ共振器輻射場の超強結合の物理と応用(平川 一彦) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/22241036

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