著者
小田 康徳 原田 敬一 赤澤 史朗 佐久間 貴士 原田 敬一 赤澤 史朗 佐久間 貴士 大谷 栄一
出版者
大阪電気通信大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

大阪市天王寺区内所在の旧真田山陸軍墓地内納骨堂に合葬される骨壺等1件ずつについて、納骨堂内の所在場所、戦没者氏名、所属部隊、階級、戦没地、戦没年月日、本籍地、現住所、遺族、遺骨の有無、同梱物などに分類してデータ化を進め、その結果、件数は8249件、実際の合葬者数は8230人前後という事実が判明した。なかでも戦局が絶望的となった1944年、45年には急増する戦没者(大阪府だけで約9万7千人と推測)のうち、わずかに1303人分の合葬しか実現できていないこと、しかもそのうち約7割が遺骨なしの状況であることを解明した。

言及状況

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『旧真田山陸軍墓地内納骨堂納骨名簿』をみたい。

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記事にある「2010年度、文部科学省の助成金を受けて、骨つぼや骨箱を一つひとつ開けて内部も調べ、今年6月調査結果を報告」というのはおそらくこの科研費研究 「旧真田山陸軍墓地内納骨堂の悉皆調査から見る「戦没者慰霊」の歴史的実相」の一貫 http://t.co/LpOXCU3t6E

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