著者
鈴木 裕子
出版者
愛知教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究では,幼児期における「身体的な感性」という概念の有効性を検討した。そのために,特に,模倣された子どもに着目し,そこから広がる子ども間の身体による相互行為を焦点とした。幼稚園における筆者の観察によって収集された事例,保育者を対象とした調査によって得られた事例を,質的,量的に分析考察した。その結果として,(1)模倣された子どもにもたらされる身体による模倣の機能,(2)身体による模倣が相互行為に果たす役割,(3)3歳,4歳,5歳における身体的な相互行為の発達的特徴,が明らかにされた。

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こんな研究ありました:幼児の「身体的な感性」を育むための実証的研究(鈴木 裕子) http://t.co/zjZphrfquH

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