著者
古庄 律 石田 裕 谷岡 由梨
出版者
東京農業大学短期大学部
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

ムクナ豆にはL-ドーパが高含有されていることに着目し、加熱処理して可食化したムクナ摂取によるパーキンソン(PA)病の病態軽減と抗酸化作用の両面から検討を行い、次のような成果を得た。①加熱処理したムクナ豆粉末を6-OHDA処置したPA病モデルラットに与えると対照動物に比べ運動機能が改善された。②DPPHラジカル消去活性は、14.3mmol Trolox/100gだった。③ヒト肝由来細胞株を用いた抗酸化能については、H2O2濃度10μM暴露時の生存率が111%で無添加時(88%)に比べ生存率は高値であった。以上により、ムクナ豆はPA病の病態改善と抗酸化機能を有する機能性食品であることが示された。

言及状況

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@10vehaznopride おはようございます☀️ 副作用の心配がないという文献貼ります また耐性の心配ですが、ムクナ会で紹介されてる瀬川病の女性は、十数年利用されてるようです 加齢でもドーパミンは減っていきますから 食品なので乾燥豆を煮豆にして摂取してる方も https://t.co/G8Y42NDgI8

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