著者
村杉 恵子
出版者
南山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

幼児はどのように動詞と時制等の一致の表現を獲得するのか。ドイツ語、オランダ語、フランス語などを母語とする幼児が主節不定詞現象を示すことはよく知られている。本プロジェクトでは、縦断的研究とコーパス分析に基づき、日本語を獲得する幼児においても、2歳前に、主節不定詞現象に見られる時制・補文標識に関する特徴を欠いた段階が存在することを提案する。さらに本研究では、主節不定詞現象は言語を超えて共通するが、主節内の動詞の形態は、世界を三分化することを提案する。不定詞、語幹の裸動詞、そして、代理の活用形がデフォルトとしてつけられる場合の三種類の幼児の動詞が、大人の形態的特徴を反映してあれわれることを示す。

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マイケルの分類とは関係ないと思うが「語幹がそれ自体独立できない言語ではデフォルトの接尾語が代理形として用いられる代理不定詞(日本語や韓国語、アラビア 語など)」日本語には、代理不定詞はSurrogate Infinitives(surrogate verb form)というものがあるらしい。https://t.co/LT2AxzPeSi

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