著者
粟谷 佳司 福間 良明 長妻 三佐雄 馬原 潤二 根津 朝彦
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究は、同志社大学における新聞学専攻の形成と展開を通して、新聞学という学知とその文化を考察した。同志社大学の「新聞学」を戦前から戦後にかけての政治学などの学問の知との関係、戦後大衆化する大学と学生の文化などから複合的に考察し、その生成と展開について検証した。特に、鶴見俊輔を始めとした新聞学専攻の教授や京都の知識人、関係者の言説の研究から、「新聞学」という学知の変遷、学生が関わる大衆文化をその社会空間や言説空間の成立と展開過程から、文献や資料、インタビュー調査などによって分析した。

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調査をしないと論文や原稿が書けないなら、まず調査に時間をかけました。それで書いた論文で学位を取得しました。論文が形になるまで5年ぐらいかかったけど、論文構想からほとんどぶれなかった。助成も得て共同研究者が研究分野の第一人者だったので発表も気合いが入りました https://t.co/i63GOrpxa8

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