著者
水野 一晴
出版者
京都大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

南アルプスの「お花畑」の植生について2011-12年に調査し、その結果を1981-82年の調査結果と比較し、その30年間の変化とその要因を検討した。森林限界以下の「お花畑」の植生はかつて、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ニッコウキスゲなどが優占していたが、近年はシカによる食害で、シカが食べないミヤマバイケイソウやマルバタケブギが優占し、大きく変化していた。一方、高山帯では、チングルマやガンコウラン、ミネズオウ、アオノツガザクラなど、同じ場所では30年間で優占する植物種に変化がなく、このことからシカによる食害の影響は近年、森林限界付近まで及んでいると考えられる。

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こんな研究ありました:南アルプスにおける「お花畑」の数十年スケールでの環境-植生動態(水野 一晴) http://t.co/ybB2F6AQWe
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