著者
佐々木 大介
出版者
成蹊大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

被験者への聞き取り調査から、日本から派遣された日本人教員を中心に教育が行なわれていたようで、被験者が教わった教員は日本人であったというケースが非常に多かったようである。授業では手話が多用されていたようであり、被験者の手話言語能力には確かなものがあった。その教育においては(書記)日本語の獲得が決して軽んじられていたということではないようである。一方、語彙比較研究に関しては、「同一」と「類似」を合わせた割合が、日台・日韓の各手話言語間で48-55%で、北朝鮮手話・韓国手話間では約56%と高かった。

言及状況

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@natto_and_rice4 https://t.co/UfG5PMEF2g 本題のそれとは少し異なる事の資料ですが、これを見てもやはり結構相違があるっぽいかんじですね
やっぱり記憶していた通り科研費を取られていた。佐々木大介さんの科研基盤C「日本統治時代の台湾・朝鮮ろう学校における手話教育:ろう者への聞き取り調査を通して」 https://t.co/X6WzMVSaBP #utamaru
@SL_at_IDE 76単語の比較表は下図の通りでしたが,今回の北朝鮮の手話辞典は約4000語を収録しているので,最低でも1000語は比較ができそうな気がしました.早く比較分析の結果が知りたいところです(笑) 桑原さん一人だけではかなりの時間がかかりそうですね…(^_^;) https://t.co/lHSyLNxdf1 https://t.co/6Tbjp1RHGq

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