著者
神野 透人 香川 聡子 大河原 晋
出版者
国立医薬品食品衛生研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

生活環境化学物質が原因あるいは増悪因子と考えられる疾患において重要な役割を果たしていると考えられる侵害刺激受容体TRPA1 チャネルについて、その感受性個体差に影響を及ぼす遺伝的要因並びに環境要因を明らかにすることを目的として、既知のSNPs を導入した異型TRPA1 5種並びに野生型TRPA1をHEK293細胞で強制発現させて機能変化を明らかにした。また、ヒト気道及び肺組織について、TRPA1 mRNA発現量の差をReal Time RT-PCR法により定量的に解析し、ヒト気道組織においてはTRPA1 mRNAレベルで100倍以上の個体差が認められることを明らかにした。

言及状況

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@yatsukeiko こういう研究の一連で結果として出ていると・・ https://t.co/LdVONzm2L0
@komao_mcs アレルゲン香料、ホルムアルデヒド、、イソシアネート、硫化水素等で活性化するセンサーである、TRPA1の感受性の個体差は、この研究では、100倍と。 https://t.co/N9Q4quk79a
@jj9feGJvdND5KXv @BuBonp こういう研究もあります。 https://t.co/N9Q4quk79a
国立医薬品食品研究所 「侵害刺激受容体TRPA1の感受性個体差による分子毒性学的研究」 ・TRPA1活性化物質:寒冷刺激、カルボニル化合物(アルデヒド、ケトン類)、リン酸トリエステル、グリコールエーテル、精油のテルペン類、2エチルヘキサノール、フタル酸エステル等 https://t.co/BR32eW5IGP
@6_022x10_23 .@6_022x10_23 私は、診察者が他者=患者の症状を把握するには、伝統医学に加え、間主観的観点が必要と考えますが、 研究者が次々に発表している文献は当然NATROM氏もそちらも検索して承知しているはずと思っています。例えば https://t.co/4SZMb3DzJf
侵害刺激受容体TRPA1の感受性個体差に関する分子毒性学的研究. https://t.co/BR32eW5IGP よろしければご参考ください。 https://t.co/LK55CN3M9O
TRPA1 及び TRPV1 いず れにおいても、これまでに遺伝子多型が報告 されているが、気道組織においては TRPV1 よりも TRPA1 に関する遺伝子多型が感受性 個体差に重要な役割を果たしている可能性 も考えられる。 https://t.co/T3aDM0SF0a
…(平成 13 年度 本態性多種化学 物質過敏状態の調査研究 研究報告書、環境 省) と定義されていること… https://t.co/T3aDM0SF0a
化学物質過敏症/本態性多種化学物質過敏状 態が「急性大量、または慢性微量の化学物質 負荷により過敏性を獲得すると、その後極め て微量な化学物質により不愉快な症状が出 現する状態」… https://t.co/T3aDM0SF0a
ヒト気道及び肺組織について、TRPA1 mRNA発現量の差をReal Time RT-PCR法 により定量的に解析し、ヒト気道組織においてはTRPA1 mRNAレベルで100倍以上の個体差が認められることを明らかに した。 https://t.co/T3aDM0SF0a
生活環境化学物質が原因あるいは増悪因子と考えられる疾患において重要な役割を果たして いると考えられる侵害刺激受容体TRPA1 チャネルについて、その感受性個体差に影響を及ぼす遺伝的要因並びに環境要 因を… https://t.co/T3aDM0SF0a
ご参考までにですが。https://t.co/BR32eW5IGP https://t.co/qxPFNsGQ8W
柔軟剤含有香料が気道亢進性を高める研究結果が国立衛生研究所出身の先生方により既に発表されていて、香料等の揮発性有機化合物に対し過敏性を取得する機序は分子生物学的に解明されつつありますhttps://t.co/BR32eW5IGP … https://t.co/DGrO4YGNtS

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