著者
北 一郎 西島 壮
出版者
首都大学東京
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

運動は脳の機能構造的変化を引き起こし、うつ病や不安障害などのストレス関連精神疾患の発症予防に貢献することが示唆されている。しかし、その脳内神経機構や有効な運動条件については依然として解明されていない。本研究では、運動の抗うつ・抗不安作用、関連脳部位に及ぼす影響及び有効な運動条件について明らかにしようとした。本研究の結果から、運動による抗うつ・抗不安作用の神経機序として、セロトニン神経系の活性化、HPA軸(CRF神経)活性の正常化、海馬神経新生の増加が考えられ、これらの脳神経系は適切な運動条件を設定することで、より効果的に変化し、抗うつ・抗不安作用をもたらすことが示唆された。

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フェミ憎しで鬱病殴るのはどうかと思いますけどね 運動による抗うつ・抗不安作用の神経機序の解明 https://t.co/FcN9eVaivj 精神運動制止 https://t.co/ndea0OzJAw 本当のうつ理論は軽症を死に追いやる https://t.co/tOp411FRMT

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