著者
岡田 智 小林 玄 辻 義人 鳥居 深雪 飯利 知恵子 田邊 李江
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では,日本版WISC-Ⅳの解釈システムの構築のために,発達障害の子どもにWISC-Ⅳを実施し,検査中の行動観察,日常生活における生態学的情報についても収集した。統計解析と事例研究を用いて分析した結果,ASD及びADHD特性をWISC-Ⅳ測定値で判断することには限界があり,ワーキングメモリー指標がADHDの不注意を反映しにくいことなど解釈上での留意点が明らかになった。また,解釈の際には,WISC-Ⅳの測定値だけでなく,CHCモデルによる分析,また,ASD特性やADHD特性を踏まえた生態学的観点,検査中の行動や課題解決などの質的情報も含めた総合的解釈が重要であることが示唆された。

言及状況

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@papio_pooh @mrymmio 僕は素人で、中身をきちんと理解できてないのですが、 「wisc エビデンス PDF」で検索した論文です。。 科学研究費助成事業 研究成果報告書 発達障害のある子どもの日本版WISC-IVの妥当性と臨床適用に関する研究 https://t.co/7NCIqUM4Qz うーん、旦那様に、それっぽく見えればokなのかな?

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