著者
池田 博 岩坪 美兼 矢野 興一 高山 浩司
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

著しい種内倍数性を示すオミナエシ科オトコエシについて、細胞学的、系統地理学的解析を行った。日本および韓国で収集した試料を解析した結果、2倍体 (2n=22)から12倍体 (2n=132) まで連続した倍数体系列が認められ、遺伝的には 1) 九州西部から韓国に分布する系統 (2n=22)、2) 北海道から滋賀県まで分布する東日本系統 (2n=44)、3) 近畿地方から九州まで分布する西日本系統 (2n=66~132) の大きく3つのグループに分けられることが明らかになった。また、オトコエシとオミナエシの雑種とされてきた「オトコオミナエシ」は、オトコエシの種内倍数体間の交雑に由来すると考えられた。

言及状況

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秋吉台周辺の法面にたくさん咲いているオトコオミナエシ。全体が黄緑色に見えます。 オミナエシとの交雑と考えられてきましたが、どうやらオトコエシの高次倍数体どうしの交雑で、完全にオトコエシの変異のようです。 詳しくはこちら。 https://t.co/BY6zMqAVfR https://t.co/jNDiZdUIm8

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