著者
太田 彦人 櫻田 宏一 山室 匡史
出版者
科学警察研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

地下鉄サリン事件にて,救命時解毒剤2-PAMが投与されたにも関わらず亡くなられた被害者の解剖では,末梢AChE活性は回復したが脳内AChE活性は回復しなかった.これは2-PAMのBBB通過能が乏しいたためと考えられ,よりBBB通過能の高い解毒剤の開発を検討した.脂溶性オキシム4-PAOが十分なラットBBB通過能とAChE回復能を示すことがわかり,ラットを用いたin vivo解毒実験を行った.脳内AChE活性を12.5%まで阻害したラットに4-PAOを継続静注したところ,脳内AChE活性が定量的に回復,8mg/kg投与時で79.3%まで回復し,4-PAOが新たな解毒剤となり得る可能性が示された.

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血液脳関門通過性オキシム類による有機リン中毒の解毒に関する研究 https://t.co/1iSqKHPS1H 地下鉄サリン事件(略)脳内AChE活性を12.5%まで阻害したラットに4-PAOを継続静注したところ,脳内AChE活性が定量的に回復,8mg/kg投与時で79.3%まで回復し,4-PAOが新たな解毒剤となり得る可能性が示された.
@jr500superexpr1 @shouseihk 脂溶性オキシム4-PAOの点滴で、脳のAChEの神経伝達が回復したと書いてありますよ。 https://t.co/31GrOmVMDV
@KevinMccairn @polster_stefan @Parsifaler @clif_high https://t.co/a6esuNOpKw https://t.co/6ew6omNAHe

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