著者
矢内 利政 城所 収二 宮澤 隆 志村 芽衣
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

通常のバッティングではバットの芯付近でボールの中心を打撃することにより高い打球速度が獲得でき、バントにおいてはバットの芯とそのやや先でボールの中心を打撃することにより打球速度は低くなるという現象を力学的に説明することを目的とした。その結果、①ヘッド速度が一定の条件でも、スイング速度と並進速度の組み合わせにより打球速度、及び打球速度を最大化するインパクト位置は変化することが明らかになった。これらの現象は, スイング角速度、重心速度、インパクト位置の条件の変化に伴いバットの反発係数が変動することに加え、ボールとバットが有する運動量が互いの間で転移する方向と大きさの変化により生じることが示された。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな研究ありました:野球の打撃におけるグリップ様式の変化に伴うバットの振動特性変化と打球速度(矢内 利政) http://t.co/zafcwtHHvu

収集済み URL リスト