著者
柏野 和佳子 木田 真理 丸山 直子 佐渡島 紗織
出版者
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

「書き言葉的」な語で記述すべき学術的文章(レポート,論文等)に「話し言葉的」な語が混じるという問題を解決するために,「書き言葉的」「話し言葉的」といった注釈のある語を作文技術に関する文献等から1,900語抽出した。これらには接続表現・副詞が多く,それに文末表現が続く。そのうち5件以上の異なる文献で言及のあった154語を対象に,学術的文章への使用可否に関して,品詞・意味別,主観的判断による使用の目安別(a:避けるべき,b:避けた方が望ましい,c:使用に注意が必要,d:使用可)に分類した。

言及状況

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柏野准教授らによる「『書き言葉的』と『話し言葉的』という文体差のある語の分析」非常に素晴らしい研究と思うのですが、約三年かかっていて苦労が伺い知れます。 https://t.co/UpGOTF8Cvr

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