著者
宮崎 充功 坪田 敏男 下鶴 倫人
出版者
北海道医療大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では、「冬眠」を長期間の寝たきり状態と仮定して、冬眠動物(ツキノワグマ)がどのような仕組みを利用して骨格筋量を維持しているのか、筋肉細胞の中のタンパク質や遺伝子の働きに注目して解析しました。その結果、骨格筋量の維持に影響を与える因子のうち、筋タンパク質合成を促進する命令系統が冬眠後の筋肉で活性化されていることや、筋肉が大きくなり過ぎないようリミッターの役割をしている遺伝子の働きが冬眠中に抑えられていること、などがわかりました。

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冬眠動物はなぜ寝たきりにならないのか? -骨格筋萎縮耐性獲得の分子基盤の解明- https://t.co/AzRJtqy11Z
「冬眠動物の骨格筋量は冬眠期間の前後で大きな変化を示唆しない」「この仕組みを解明することで、ヒトの寝たきり防止や効果的なリハビリテーション手法の開発に繋げていきたいと考え、研究を行った」 → https://t.co/STRwCPMiUg
「冬眠明けのクマは筋力衰えてるから素手の人間でも勝てる」という与太話をネットに放流しようと思ってとりあえず検索してみたら「冬眠動物はなぜ寝たきりにならないのか? -骨格筋萎縮耐性獲得の分子基盤の解明-」という研究報告がヒットした。 https://t.co/fvG891Xi84
@tri_k_ho https://t.co/jjnYg9ywkJ
KAKEN — 冬眠動物はなぜ寝たきりにならないのか? -骨格筋萎縮耐性獲得の分子基盤の解明- https://t.co/WMSuSmrmTY

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