著者
三浦 太郎
出版者
明治大学図書館情報学研究会
雑誌
明治大学図書館情報学研究会紀要 (ISSN:18847277)
巻号頁・発行日
no.3, pp.34-42, 2012

本稿の目的は,日本図書館史に関する研究の文献調査を行い,その整理・検討を通じて今日の研究動向を明らかにすることにある。研究への着目の柱として,(1) 図書館史研究の方法論的な問い直し,(2) 日本の戦後図書館史の位置づけ,(3) 人物への注目という3つの観点を中心に述べる。日本図書館史研究では,批判的な歴史認識が問い直され,人物研究をはじめとして,インタビューや一次文書の探求・活用が求められる時期を迎えている。
著者
堀川 照代
出版者
明治大学図書館情報学研究会
雑誌
明治大学図書館情報学研究会紀要 (ISSN:18847277)
巻号頁・発行日
no.3, pp.2-11, 2012

2008 年改訂の小・中学校の学習指導要領で目指しているもののなかに,「言語活動の充実」と「探究的な学習」がある。これに関連して,学校図書館を利活用することがよく指摘されるが,学校図書館を活用するとはどういうことかの認識は低い。学校図書館活用という場合,情報や資料を利用するだけでなく,情報や資料を利用する一連のプロセスと,そこで必要なさまざまな情報活用のスキルを教育/学習することが重要である。それによって,児童生徒は「情報を使う力」を培い,初めて出会う状況にも対応できるようになる。