著者
小林 保子 高橋 泉
出版者
東京福祉大学短期大学部
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究では、重症心身障害児(以下、重症児)とその家族が、地域でより豊かにQuality Of Life(以下、QOL)の高い生活が享受できるよう(1)主たる養育・介助者である母親、(2)きょうだい、(3)家族を地域で支援する事業実践の視点から、先行する諸外国の訪問調査から得られた知見も踏まえ検証し、地域における重症児の「家族支援」の必要性とサービス内容のあり方について方向性を示した。
著者
高木 麻衣子
出版者
東京福祉大学短期大学部
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

筋電計を用い、初心者と熟練者のピアノ奏法の「見える化」を行った。素材として、シャンドールの5つの基本動作(自由落下・スケール・回転・スタッカート・突き)を使用し、初心者30人、熟練者30人の計測を行い、一定の結果を得ることができた。研究以前の予測とは違った結果も見られ、各々の奏法における筋肉の使い方を可視化することに成功し、次の研究に繋がる成果を得ることができた。
著者
田中 芳幸 外川 あゆみ
出版者
東京福祉大学短期大学部
雑誌
若手研究(スタートアップ)
巻号頁・発行日
2007

いきいき度尺度を大学生に適用できることを実証するとともに、この尺度により測定される主観的ウェルビーイングが高ければ、ストレス刺激が多くてもストレス反応には繋がらないという主観的ウェルビーイングのストレス緩衝モデルをデータに基づき提示した。さらに、このモデルに基づいた実験的研究により、個人の主観的ウェルビーイングが急性ストレッサーに対処する為の準備状態を整えたり、反応後の回復を促進したりといった役割を有することを示唆した。