著者
佐藤 大介 青葉山 古文書の会
出版者
東北大学災害科学国際研究所 歴史文化遺産保全学分野
巻号頁・発行日
2022-03-11

磐井郡藤沢町の商家・丸吉(まるきち)皆川家の当主が2代・約80年にわたって 書き残した日誌のうち、天保4年(1833)~天保15年(1844)を中心とする時期の記録、約22万字分を翻刻。藤沢町、さらには仙台藩や日本各地のの社会・経済 の状況について克明に記録したもの。論説2編で、記録の性格や丸吉皆川家日誌からみる天保飢饉下の人々の動向について論じる。約500頁。
著者
佐藤 大介 青葉山 古文書の会
出版者
東北大学災害科学国際研究所 歴史文化遺産保全学分野
巻号頁・発行日
2023-03-11

江戸時代には仙台藩領であった磐井郡藤沢町(岩手県一関市)の商家・丸吉(まるきち)皆川家の当主が2代・約80年にわたって 書き残した日誌のうち、嘉永6年(1853)~明治6年(1873)、約36万5千字を全文解読して収録。黒船来航以降の仙台藩の政治・経済・社会の状況が詳細に記されている。論説3編では丸吉皆川家および筆者の皆川喜平治について、文久2年(1862)の麻疹流行、戊辰戦争に関する論説3編を所収する。650頁。
著者
佐藤 大介 黒須 潔 井上 拓巳
出版者
東北大学災害科学国際研究所 歴史文化遺産保全学分野
巻号頁・発行日
2022-03-11

幕末に仙台藩が独力で建造した洋式帆船・開成丸の建造経緯や運行を支えた藩の 海運システムを解明。さらに背景として、艦隊建設を通じた藩の再建と体制改革を意図したことを明らかにした。史料編では、万延元年(1860)冬から翌年春にかけての浦賀・江戸方面への航海の様子を綴った「ふなわたり日記」(仙台市民図書館所蔵)、建艦を主導した仙台藩校養賢堂学頭・大槻習斎の関連記録、仙台 城下町商人の記録など初公刊史料を含む関連史料41点を掲載。
著者
佐藤 大介 川内 淳史
出版者
東北大学災害科学国際研究所 歴史文化遺産保全学分野
巻号頁・発行日
2022-03-11

新型コロナウィルス下での博物館及び史料ネット活動、また兵庫と新潟での 「災害資料」保全と継承の現在地を確認する。その上で、北海道および宮城での 新型コロナウィルス下の社会に関する記録収集の現状について報告する。