著者
上瀧 剛 内村 圭一
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J96-D, no.8, pp.1664-1674, 2013-08-01

固有顔法などで用いられる主成分分析をスケールスペースに応用する.スケールスペースへの変換作用は連続的であるため,従来の行列ベースの主成分分析を無限次元に拡張する必要がある.本研究では,これをスペクトル分解を用いて固有値問題を積分方程式の問題に帰着させ,連続的な固有解を多項式で近似して求める方法を提案する.ガウシアンスケールスペース及び,SIFTなどで用いられるScale Normalized LoG空間に対してスペクトル分解を行い,具体的な固有解を導出する.応用例として,任意のスケールのぼけ画像の生成,及び高精度な特徴点検出法を挙げる.

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通学会Dの特集号が出ていた。実はD分冊掲載は初(リジェクトはある)。くまぽんも論文誌デビュー。http://t.co/cpnlwp3qdH http://t.co/LigGzDktOs

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