著者
小川 広晃 神宮司 成弘
出版者
メディカル・サイエンス・インターナショナル
雑誌
LiSA (ISSN:13408836)
巻号頁・発行日
vol.25, no.6, pp.658-660, 2018-06-01

筆者は内科に従事し各内科をローテーションした後,救急領域に身を移しER専属で働いた。その後,現在の職場で整形外傷を中心に年間200件前後の手術に入り,そのすべての周術期管理を行っている。今回は内科医,外科医の両方の視点から述べたい。 まず内科医にも専門医や病院総合医・ホスピタリスト(臨床メモ),家庭医などさまざまな役割があるが,総じて手術侵襲や術後管理については不慣れである。そのため内科医にコンサルテーション(以下,コンサルト)を行う際は,知りたい内容は手術侵襲度や術後管理の見込みを含めた疾患管理の依頼なのか,薬剤調整など単純な内容の依頼なのか明確にすることが求められる。

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