著者
Misa Omori
出版者
Japanese Council on Family Relations
雑誌
Annals of Family Studies (ISSN:02897415)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.109-127, 2014 (Released:2015-03-31)
参考文献数
19

日本では、晩婚・未婚化現象、それと連動して起こる少子化の傾向を問題視してか、人々に恋愛や結婚を意識させるような話題がメディアを媒介に世間を賑わせている。しかし、依然として結婚前の「恋愛」を中心的に扱った調査研究は少ない。本稿では、1983年から1993年生まれ、現在20歳代の未婚男女で異性愛者24名を対象にフォーカス・グループディスカッションと半構造化インタビュー調査を行い、若者たちが「恋愛」をどのように語るのかというレトリックに注目し、その論理構造をジェンダー視点から考察した。考察の結果、「付き合う」という契約関係は性関係を持つことの承認を意味するが、「付き合う」ことが必ずしも「恋愛」と同義ではないということがわかった。特に女性からは、結婚に結びつく恋愛を「恋愛」であるとする語りがみられ、ロマンティック・ラブを忠実に体現しようとすればするほど、「恋愛」から遠ざかるということが示唆された。

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[研究][恋愛][結婚][男女][Sex] 若者たちにとって「恋愛」とは何か

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TLがセフレとは?ばっかりだったので論文検索してみた。恋愛の神聖化というのは確かに多そう https://t.co/SAGnVaje9W https://t.co/2SYBZOrb6z
#NowBrowsing 若者たちにとって「恋愛」とは何か https://t.co/amQfNSGa7n
@knct_y1r 同じく。最近この手の文章を読むとやけに疲れるようになってしまった(´・_・`) あとこれ、キーワードでオチが 若者たちにとって「恋愛」とは何か ―フォーカス・グループディスカッションによる分析から― https://t.co/Ds5iSFFPQx

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