著者
宮下 直 新海 明
出版者
日本蜘蛛学会
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.3-10, 1995 (Released:2007-03-29)
参考文献数
15
被引用文献数
5 5

網のデザインと餌捕獲能力との関係をジョロウグモとナガコガネグモを用いて調べた. 大型の厚紙のフレームでクモの網を枠取りし, 同じ微生息場所に設置した. ジョロウグモの網はナガコガネグモの網より多くの餌がかかる傾向があったが, これは前種で粘着糸が多いからである. しかし, 比較的大きな餌 (2-6mm) の比率はナガコガネグモの方が大きかった. これはおそらく網糸に付着している粘着物質の量が多いからであろう. 大型の餌 (20-25mm) に対する網の捕捉能力を評価するため, 大型餌を網に付加する実験を行った. 餌が網に捕えられている時間は, ばらつきが大きいものの種間で似かよっていた. ジョロウグモの網は, 非常に小型の餌とともに大型の餌を捕獲する機能も有していると考えられた.

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何の脈絡もなくかっこいいナガコガネグモの捕食シーンでも貼ろう。 ナガコガネの網は比較的大型の餌の捕獲に適しているようである。 Miyashita T, Shinkai A 1995. Acta arachnol. 44: 3-10… https://t.co/bDB1gZ6nuO

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