著者
岡本 紘幸 濡木 理
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.341-344, 2022 (Released:2023-01-25)
参考文献数
10

メラトニン受容体は睡眠障害の治療標的として注目を集めるGタンパク質共役型受容体だが,詳細な活性化機構は不明であった.本稿では,クライオ電子顕微鏡による解析で得られた立体構造情報から解明された,睡眠障害の治療薬によってメラトニン受容体が活性化し,下流のGタンパク質と共役する詳細な構造基盤を紹介する.

言及状況

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生物物理学会誌「メラトニン受容体の活性化における構造基盤」https://t.co/44WeFKW2Ti GPCR 構造には食傷気味で、最近は原著論文も読んでいないが、この解説は MT1R の特徴をしっかり伝えていてよかった。ただ、文中で言及された側鎖なのに図にないものがあったのは残念。

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