著者
川﨑 寧生
出版者
日本デジタルゲーム学会
雑誌
デジタルゲーム学研究 (ISSN:18820913)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.1-12, 2015 (Released:2019-10-01)

ビデオゲーム機が導入された喫茶店は1970年代末に起きたテーブル型ビデオゲーム機の流行に寄 与した功績以外あまり重要視されていなかった。本研究ではこの喫茶店が持っていた役割を改めて見直すため、この喫茶店の実態を文献資料と現存する喫茶店へのフィールド調査やインタビュー調査を用いて明らかにすることを目的とした。本研究では特に導入ゲーム機種とゲーム機の導入時期、利用方法、 ゲーム機を利用する客層の4つの点を中心に調査した。結論として、この喫茶店は、テーブル型ビデオゲーム機により1980年代の現代日本における会社員向けの短時間の余暇を提供する、新たな役割を作り出したことを明らかにした。

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5000円超の書籍か>書籍『日本の「ゲームセンター」史』  同じ著者のゲーム観点の論文は↓で公開されてたりしますね。 https://t.co/ad09EonlgB ビデオゲーム機が導入された喫茶店の役割の見直し
<小ネタ> 喫茶店は、テーブル型ビデオゲーム機の流行に寄与したそうよ。何かが生まれるきっかけとしての場所の存在は、現在では失われつつあるわね。 https://t.co/WVk5elRtRX
おもろい論文見つけたから明日読む QT ビデオゲーム機が導入された喫茶店の役割の見直し -ゲーム機が作り出した都市型娯楽の新しい形- https://t.co/5e9TnO0y70
「ビデオゲーム機が導入された喫茶店の役割の見直し」というタイトルだけで開いてしまう論文見つけた 副題は「ゲーム機が作り出した都市型娯楽の新しい形」、著者は川﨑寧生さん、掲載誌はついさいきん公開されるようになった「デジタルゲーム研究」 https://t.co/V4HhQNQRgV

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