著者
村田 陽平
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.165-190, 2012 (Released:2012-03-26)
参考文献数
139

本稿の目的は,現代日本の地域政策において主要な課題の一つである喫煙問題に対して,受動喫煙に苦しむ当事者の視点から,身近な環境問題としての受動喫煙被害の実態を明らかにすることである.2007年から2008年にかけて,タバコ問題に取り組む市民団体等の紹介を経て,東京,名古屋,大阪の三大都市圏において受動喫煙被害の当事者に対する聞き取り調査を実施した.その結果,現代の日本では,さまざまな日常空間において受動喫煙の被害が生じており,それにより少なからず生活に支障をきたしていることが明らかになった.本稿の調査を通じて,日本の受動喫煙対策が不十分であることが導出されるとともに,早急な法的整備などによる社会環境の改善が望まれる.

言及状況

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私も非喫煙者で同じような症状が出ます。全面禁煙の新幹線車両内でも、目や鼻のしみるような痛み、喉のいがらっぽさを感じます。 いまのところ医療保険で認められていませんが、日本禁煙学会では受動喫煙症という病名をつけて診断基準まで作成しています。 私もずいぶん前に急性受動喫煙症だと診断を受けました。診断書までは作成してもらっていません。 少々専門的な内容も書かれていますが、似 ...

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【E-journal GEO掲載論文】村田陽平 2011.身近な環境問題としての受動喫煙被害の実態-当事者調査を通じて-,E-journal GEO 6: 165-190.http://t.co/iP4iAHbbUM

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