著者
藤田 浩二 竹田 秀
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.216-219, 2015 (Released:2018-08-26)
参考文献数
18

ビタミンは生体に必要な栄養素のうち,炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物で,脂溶性ビタミン(A,D,E,K)と水溶性ビタミン(B群,C)から構成される.ビタミンは生体内では合成できず,主に食料やサプリメントや薬剤から摂取されるため,ビタミンの過剰症は主に過剰摂取によるものである.近年,健康志向の高まりや美容,アンチエイジング目的などからビタミンサプリメントは広く普及し摂取されている.しかし一方で,ビタミンの過剰摂取は心疾患のリスクを増やすなどマイナス効果の報告もある.特に,脂溶性ビタミンは肝臓や脂肪組織に蓄積され,体外に排出され難いため,問題となることが多い.本稿では,各種ビタミンの過剰症について述べるとともに,ビタミンEの過剰摂取がげっ歯類で骨粗しょう症を引き起こすという知見に基づいて,ヒトにおける摂取量検討の必要性を提起するとともに,ビタミンEと骨代謝の関係について最新の知見を紹介する.

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「ビタミンの過剰症」 藤田 浩二, 竹田 秀 2015 年 51 巻 3 号 p. 216-219 ファルマシア https://t.co/lByOT9PDM9

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