著者
福島 若葉
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1029-1033, 2019 (Released:2019-11-01)
参考文献数
12

インフルエンザワクチンは, 国際的にも長く使用されてきたワクチンの1つであるが, その有効性について批判の絶えないワクチンでもある. 一方, そもそもワクチンの効果はどのように評価すべきか, 「ワクチン有効率」の数値が何を意味しているかについて, 正確に答えられない方も多いのではないだろうか. 本稿では, インフルエンザワクチンを例に, ワクチン有効性の概念について解説するとともに, 今後のワクチン開発の展望について述べる.

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@ABOFAN Noです ABOFANさんが"本来の計算方法"とおっしゃっているのは上図のことだと思いますが、 上図の方法の方が真の値に近くなる、というのは一般的でないです https://t.co/3mTZEEen1e https://t.co/hb8eXdzBoi
test-negative designでの有効性計算を検索した中で1番わかりやすかったやつ。 オッズ比で相対危険を近似して求めるらしい。 https://t.co/0ui4fvUYOY https://t.co/OC65PcEmMI
これ有効率の計算が間違っている。 https://t.co/yRRyRbAEe0 たまたま、プラセボ:接種群≒1:1なので近い値になっているけど。 正しくは発病人数ではなく発病率で計算 こんなふうに https://t.co/0QvDYYKGse

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