著者
花香 淳一
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.702-704, 2022 (Released:2022-07-01)
参考文献数
8

がん化学療法中の患者は,強い有害事象のため,深刻な身体的および精神的不安を抱えやすいと言える。患者自身の治療意欲や生活の質維持のために,薬剤師が,医師や看護師と協働して,その専門性を活かした患者への情報提供を継続し,医師に種々の提案をすることは重要な意味を持つ。今回,小山記念病院の活動を例示しつつ,病院薬剤師の外来化学療法患者への介入状況等を処方提案の有用性を交えて紹介する。

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