著者
岡本 泰昌
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.126, no.3, pp.194-198, 2005 (Released:2005-11-01)
参考文献数
9
被引用文献数
5 11

われわれはストレスの適応破綻の脳内メカニズムを明らかにするために,脳機能画像解析法を用いた検討を行っている.本稿ではその研究成果を中心に報告したい.まずストレス事象がどこで認知されるかを明らかにするために対人関係ストレスに関連する単語の認知の機能局在に関する検討を行った.次にストレスが脳内機構に与える影響について明らかにするために急性ストレスの感覚入力系に及ぼす影響について検討した.最後に予測がストレスへの適応破綻の防止に有効であると考え,ストレス事象の予測に関する脳科学的検討を行った.その結果,ストレス事象は脳内において認知されること,急性ストレスにより脳内機構の一部に変化が生じること,予測がストレス事象の入力を抑制する可能性が考えられた.さらに,これらの機能において前頭葉が重要な役割を果たしていることが推定された.

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自分用メモ ストレスを感じる前頭前野 -ストレス適応破綻の脳内機構- https://t.co/jumQEF7Jyt https://t.co/Bj7b4xRSrB
予備軍さんがイライラしてる時、私の右前頭前野辺りがサワサワして、たぶんストレス感知してるんだろうなぁとは思ってた。 理由がハッキリしないイライラは誰かのイライラかもしれないね。 てか、何この能力(笑) ストレスを感じる前頭前野… https://t.co/JlKcRHuPiM

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