著者
橋詰 美里 大杉 義征
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.144, no.4, pp.172-177, 2014 (Released:2014-10-10)
参考文献数
88
被引用文献数
2 2

インターロイキン- 6(IL- 6)は1986 年に活性化B 細胞を抗体産生細胞に分化させるサイトカインとして見出された.その後の研究によりIL- 6 は多彩な生物活性を有することが明らかとなっており,炎症反応においても中心的な役割を果たしていることが示されている.また,IL- 6 は関節リウマチ(RA)患者の血流中や滑液中に高濃度に存在し,IL- 6 濃度と病態の活動性が相関すること,IL- 6 の生物活性でRA 患者に見られる多くの症状(急性期タンパク産生,パンヌス形成,関節破壊,貧血など)が説明できることから,IL- 6 がRA の病態において中心的な役割を果たしている可能性が示唆された.本論文では,自己免疫性疾患および炎症疾患におけるIL- 6 の役割を概説する.

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IL-6とは https://t.co/2okt89mwVd
#参考_医薬翻訳 #useful_reference IL-6 の多様な作用:自己免疫性疾患および炎症性疾患における IL-6 の意義/橋詰 美里、大杉 義征 [日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)144,172~177(2014)] https://t.co/kKd65oqwUw
IL- 6 は多彩な生物活性を有することが明らかとなっており,炎症反応においても中心的な役割を果たしているIL- 6 は関節リウマチ患者の血流中や滑液中に高濃度に存在し,IL- 6 濃度と病態の活動性が相関 IL- 6 がRA の病態において中心的な役割を果たしている可能性が示唆 https://t.co/Bfki2tJEi9
【#参考_医薬翻訳】 IL-6 の多様な作用:自己免疫性疾患および炎症性疾患における IL-6 の意義/橋詰 美里、大杉 義征 (日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)144,172~177(2014)) https://t.co/kKd65oHzWw #useful_reference
IL6ってそいつが増えるだけで発熱するんやね。もちろんウイルス侵入から除外しようと免疫反応からIL6誘発されるし理解できるけど。自分は熱は2.3日で下がったけど長期的に熱が続いている人、熱っぽい人の理由の一つになる?? https://t.co/f5C2OwZ8lK
IL-6の多様な作用 自己免疫疾患 関節リウマチ  https://t.co/8B5qkk3uUt
IL-6の起こす自己免疫疾患 https://t.co/sTePUxVFKC
自己免疫性疾患および炎症性疾患におけるIL -6の意義 https://t.co/j8uthWCWdM
IL - 6 の多様な作用 自己免疫性疾患および炎症性疾患における IL - 6 の意義 https://t.co/0pytNNcOrU
#インターロイキン6 #自己免疫疾患 #炎症性疾患 #サイトカイン #関節リウマチ #IL6 過剰産生は一部の #慢性炎症性疾患 やがん等の疾患の発症に関与を示唆、分子的機序解明と #IL6シグナル伝達阻害薬 の応用試験で、各種疾患の分子的機序の解明や新たな治療法の開発へ 引用元 https://t.co/NuzmW1j8zY https://t.co/qpbvJgB4Av
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