著者
大沢 愛子 前島 伸一郎
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.40-44, 2020-01-25 (Released:2020-02-18)
参考文献数
27

認知症に対する非薬物療法は,薬物療法と対をなし,MCIから重度の状態まで,様々な病期において実施可能な治療法である.また,非薬物療法では,患者本人へのアプローチのみならず家族へのアプローチも可能であり,家族にとっても意義のある治療法である.本稿では認知症に対する非薬物療法の原則を述べ,その後,代表的な非薬物療法を紹介しながら,そのエビデンスについて説明を加える.

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認知症状は薬物療法では一次的に治まったとしても その副作用は数多くあり添付文書には 「病態そのものを抑制できる効果はない」とある 認知症状の根本を見直し改善させるなら非薬物療法によるリハビリを行うことは本人にも家族にもやる価値がある https://t.co/7vn3g2YFJA
認知症に対する薬を使わない治療方法に関するエビデンスを紹介した記事。 運動療法、音楽療法など、家族含めたQOL改善の事例が記載されており、非常に勉強になる。 https://t.co/IIVz1bbRYY
5.認知症に対する非薬物的療法とそのエビデンス https://t.co/aNAaeTrauP
ここに回想法があるけれど、メモリーブックもすばらしい手法だと思います https://t.co/UgAzieUasZ

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