著者
山部 一実 西田 隆宏 井手 芳彦 本田 純久
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.327-329, 2020-07-25 (Released:2020-09-04)
参考文献数
5

地域在住の後期高齢者233人を対象に100 mL水飲みテストのスクリーニング精度を検証した.嚥下障害の質問紙EAT-10を外的基準とした時の嚥下時間の最適カットオフ値は10/11秒であった.100 mL水飲みテストのムセの徴候と嚥下時間の2指標を組み合わせたスクリーニングの感度と特異度は74%,61%と良好であった.地域介護予防事業で100 mL水飲みテストを用いたスクリーニングの有用性が示唆された.

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100㎖水飲みテストによる嚥下障害スクリーニングの精度(2020年) https://t.co/JaSt7ZoAw8 EAT-10(カットオフ3点)と100㎖ 水飲みテストのムセの兆候と嚥下時間(カットオフ10/11秒)を組み合わせた嚥下スクリーニングの感度と特異度は74%,61%と良好であった. 対象者は自立度の高い高齢者だったようです

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