著者
久保 温子 村田 伸 平尾 文 小渕 可奈子
出版者
日本ヘルスプロモーション理学療法学会
雑誌
ヘルスプロモーション理学療法研究 (ISSN:21863741)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.77-81, 2014-07-01 (Released:2014-09-12)
参考文献数
20

【目的】本研究の目的は、幼児における開眼片足立ちと幼児運動能力調査項目値との関連性から、幼児期の開眼片足立ち測定の妥当性を検討した。【対象】健常年中、年長児173名とし、平均月齢は66.9±6.8カ月であった。【方法】開眼片足立ち時間を測定した後、文部科学省の示した幼児運動能力調査より、25m走、立ち幅跳び、ボール投げ、両足跳び越し、体支持時間を評価した。開眼片足立ち時間と各運動能力測定値との関連をピアソンの相関係数から検討した。【結果】開眼片足立ち時間は、25m走、立ち幅跳び、両足跳び越し、体支持時間で有意な相関が認められた。【結語】幼児の開眼片足立ちは多くの運動機能を反映する評価であり、幼児期における開眼片足立ち測定の妥当性が示唆された。

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幼児における片足立ち時間は ・25m走、立ち幅跳び、両足跳び越し、体支持時間と有意な相関を認めた ・25m走(非常に弱い相関)、立ち幅跳びと両足跳び越し(弱い相関) ・ボール投げは有意な相関を認めなかった https://t.co/TKVfNjgl6u

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