著者
仲道 雅輝 竹岡 篤永 根本 淳子
出版者
日本リメディアル教育学会
雑誌
リメディアル教育研究 (ISSN:18810470)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.179-189, 2021 (Released:2022-08-20)
参考文献数
14

初年次教育における学生の学習経験の質向上に向けた授業改善の取り組みとして,Parrishの「ID美学第一原理」に示される学習者要因(4要因:意図・プレゼンス・開放性・信頼感)を枠組みとした「授業改善ヒント集;学習者要因編」を作成した。このヒント集の項目は,初年次教育に携わる教員への半構造化面接法により導き出されたものである。授業改善の方策として,意図20項目,プレゼンス35項目,開放性21項目,信頼感24項目が抽出できた。これらは,授業を通じて,学生の学習経験の質の向上に取り組もうとする教員の自己評価や授業改善の手掛かりとなるものである。

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#FD 仲道 雅輝, 竹岡 篤永, 根本 淳子, 初年次学生の学習経験の質に着目した「授業改善ヒント集:学習者要因編」の作成, リメディアル教育研究, 2022, 16 巻, p. 179-189 https://t.co/3pyYvxG1fi

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