著者
島本 龍 森下 友一朗 北川 高史
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.107-110, 2019 (Released:2020-04-02)
参考文献数
5

原子力発電所のコンクリート構造物は,設計および施工時の品質管理活動により,耐久性が確保された構造物であるが,運転開始後も技術者による保守管理活動が継続的に行われている。高経年化技術評価においては,コンクリートの強度低下等の劣化事象に影響を及ぼす劣化要因毎に長期的な健全性評価を実施しており,保守性の高い評価体系となっている。プラントの長期停止時に進展の可能性が否定できない要因に,コンクリート強度低下事象に対する中性化および塩分浸透が挙げられるが,いずれも将来にわたって大きな裕度をもって健全性が確保されている。

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(承前2) ・ケーブル劣化 https://t.co/sBFWulC1uH ・コンクリート構造物劣化 https://t.co/1pMvEEA7EB ・米国NRCの寿命延長に関する規制(100年も視野) https://t.co/wged51Bcsu
原子力発電所の運転期間と機器・構造物の経年劣化影響評価 4 コンクリート構造物の劣化影響評価について   PDF https://t.co/87UewnTYiX
(承前2) (コンクリートの強度低下)に対して,高い安全性を有しており、将来にわたり、大きな裕度をもって健全性が確保https://t.co/1pMvEEA7EBされています(*'ω'*)

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