著者
松井 亮太
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.272-276, 2020 (Released:2020-11-01)
参考文献数
4

福島第一原子力発電所事故の背景には,原子力関係者の集団思考(groupthink)があったとの指摘がいくつか見られる。しかし,集団思考という現象について,国内で十分に説明されているとは言い難い。そこで本稿では,集団思考とはどのような現象であり,どうすれば防げると考えられているのかを解説する。さらに,筆者のこれまでの分析を踏まえて,「複合的集団思考」という新しい概念を提示する。

言及状況

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集団思考(groupthink)とは何か 複合集団における集団思考の可能性 https://t.co/mfsY3qV0q5
集団内の多様性の重要性→集団浅慮の防止策にも繋がりますね
狂王が本丸に火を放ったのに、誰も火を消そうとしない。まるで炎が見えてないかのように振舞う。これが『GroupThink= #集団浅慮』という心理か https://t.co/nASRgE6LY4 / “森会長発言 組織委内部「反感が大会に向かないか心配」 | オリンピック・パラリンピック 大会運…” https://t.co/gujJIZnbEA
集団思考の危険性と防止策についてはこちらの論考が参考になります。 忖度と同調性が高い傾向にある日本企業の意思決定の仕組みの改善策を検討する際にもお勧めです。 https://t.co/fYVuGCTKw8
集団思考やマインドガードについては会社とか組織ならどこでも「うわぁ、あるあるすぎる」って内容なのでコミュ運営しない人でも読んだら面白い内容だと思う https://t.co/sP25wLWRXz

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