著者
中生 勝美
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第57回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.B01, 2023 (Released:2023-06-19)

報告者は、1990年代から日本の人類学者の研究と調査の社会的背景を理解するため、関係者へのインタビュー、歴史アーカイブの渉猟、調査地への再訪などを通じて人類学史を研究してきた。今回の発表は内蒙古の特務機関の実態を紹介したうえで、ドイツのモンゴル学者ハイシッヒが、日本の特務機関と協力した罪で戦犯として裁かれた経歴があったこと、そして彼が岡正雄とウィーン大学時代に最も近い関係であったことを報告する。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (11 users, 11 posts, 5 favorites)

中生勝美 「戦前の内蒙古におけるドイツと日本の特務機関 モンゴル学者ハイシッヒと岡正雄」 https://t.co/vjx4jUk8pT 「岡正雄のナチス人脈は、これまで示唆はされていたも のの、明確な資料は見つからなかった。…」

収集済み URL リスト