- 著者
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北中 英明
- 出版者
- THE JAPAN SOCIETY FOR MANAGEMENT INFORMATION (JASMIN)
- 雑誌
- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
- 巻号頁・発行日
- pp.269-272, 2022-01-31 (Released:2022-01-27)
ビジネス環境の変化の中、HRテックと呼ばれる新しい人事手法が広がり、働き方改善への効果が期待されている。働き方改善には、ワーク・エンゲイジメントとバウンダリー・マネジメントへの取り組みが重要である。本研究の目的は、営業員の資質と余暇行動の関係を明らかにすることである。Web調査で収集したデータを用いて、ロジスティック回帰分析による分析を行った。分析の結果、創作活動と自己啓発活動が、営業員の適性と関係があることがわかった。また、自己評価の高い人と自己評価の低い人とのあいだには、余暇行動に違いがあることがわかった。本研究では、余暇行動の分析が営業員の資質を理解する上で有効であることを明らかにした。