著者
都甲 潔
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.111, no.2, pp.86-94, 2016 (Released:2018-05-28)
参考文献数
11

著者が開発された味覚センサは,研究の用途にとどまらず食品生産の現場でも広く活用されている実用性の高い計測器として知られている。味覚の計測は客観的な基準が明確でない感覚を,客観的に計測するという説得力を持ちにくい困難な作業である。著者らのグループはデバイス自身の開発のみならず,多くの測定事例の積み重ねとその結果を精力的に周知することで信頼性を確保されている。ここでは,味覚センサの測定原理“なぜ味が測れるのか”を詳しく解説していただき,併せてにおいセンサについても解説を頂いた。

言及状況

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https://t.co/Ylsf70ZeJk 味覚センサーですら基本味の濃度を出すのが最新技術(2016年)で、においにいたっては有無の部分までしかフォローできてないような状態から、いまの科学的には「においは数値化できない」(けどあれ、こういう意味ではないんだよな、たぶん)
電子工学の都甲先生(九州大学)による味覚センサーの解説。脂質・高分子膜の受容部分に対して酸味、甘味、旨味、塩味、苦味、渋味を当ててそれぞれを数値化する、「舌で感じ脳へ伝達する味」の客観(数値)化である。 「味とにおいを数値化するセンサの開発」 https://t.co/vxfOygnObw

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編集者: Wotheina
2020-08-17 15:58:51 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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