著者
浅田 拓史 吉川 晃史 上總 康行
出版者
日本原価計算研究学会
雑誌
原価計算研究 (ISSN:13496530)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.154-166, 2016 (Released:2017-04-17)
被引用文献数
4

本稿では,株式会社小松製作所における経営改革事例の分析を通じて,その成功要因として,経営者による危機意識の醸成とビジョンの提示,TQC による現場知識の存在とSVM 管理の親和性,結節点としての会計部門の役割を明らかにした。とりわけ会計部門がナレッジ・エンジニアとして行為することが知識創造としての管理会計変化を促進することを示した。

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@blanknote コマツのSVM管理を調査していた際、標準変動原価を昨年度実績に基づいて設定しているとお聞きし、恥ずかしながら「そういう方法もあるのか」と驚いたのを覚えております(浅田 2016)。 ご指摘の通り、実務は多様で、まだまだ研究すべき点は多いと感じております。 https://t.co/AEbq6Ea4kj
コマツ製作所の在庫管理は奥が深そう
なつかしい。 https://t.co/Uy4lGQATGA しかし、継続性が大切だから、日本では管理会計は、詰めすぎである事がサステナビリティをつぶしているのかもしれない。

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