著者
山根 ますみ 篠原 修 堀 繁
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.215-220, 1989-03-30 (Released:2011-07-19)
参考文献数
34
被引用文献数
5

長期的にみた場合の景観に対するイメージ形成のメカニズムを解明するための試論として, 東京の自然の代表である武蔵野を取りあげ, 各時代毎のイメージの内容とその変化の過程, イメージ変化と景観変遷との関係, イメージ変化の要因について分析した. その結果, イメージと景観は異なる変化のしかたをしてきたこと, イメージ変化のきっかけとして文学作品などが重要であったことが明らかになった.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (3 users, 3 posts, 4 favorites)

#東海道名所記 面白いのは武蔵野が月が美しい原野であるというのは平安時代に都人が歌に詠んでから長く引きずられたイメージで、江戸期には武蔵野も道路整備されて開発も進んでいたのに、それでもなお江戸人も京文化が形成したイメージで武蔵野の風景を評価していたこと。 https://t.co/kPEba6KRNY
『武蔵野』を読むにあたり https://t.co/tOu6XNVDOe
めも。武蔵野のイメージとその変化要因についての考察 http://t.co/JrlW81pKHz

収集済み URL リスト