著者
長岡 希 下村 孝
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.64, no.5, pp.651-654, 2000-03-30 (Released:2011-07-19)
参考文献数
12

京都府立植物園の来園者を対象にアンケート調査を行い, 利用実態を明らかにした。調査年に2回以上訪れた回答者は約7割であり, 春夏秋冬いずれの季節にも来園した回答者は半数以上であった。また, 回答者は, 散歩に次いで休養・リフレッシュを大きな目的としており, 目的を大いに果たせたという達成度, 満足度は, 休養・リフレッシュが運動に次いで高かった。次に, 各施設に対する来園者の評価から, やすらぎと緑の特性との関わりを探ったところ, 見通しの効く緑の空間である大芝生地がその他の施設に比べて有意に高い評価を得た。

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賛同します。趣意文に、改修で「中央広場に野外ステージを作」るとありますが、広場とは下記論文の「大芝生地」かと。バックヤード縮小も心配 「『やすらぎ感』は、大芝生地で最も高く」 — 京都府立植物園における来園者の利用実態と園内にある緑の施設に対する来園者の評価 https://t.co/79f55n68U9 https://t.co/EZBQVqxrk9

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