著者
清水 裕文
出版者
一般社団法人 日本行動分析学会
雑誌
行動分析学研究 (ISSN:09138013)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.77-82, 2004-06-30 (Released:2017-06-28)

本稿では、行動分析学研究に掲載された心的外傷後ストレス障害(PTSD)に関するスペイツ氏の英語論文(Spates & Koch, 2003)を日本語で要約した。原文では、「エキスポージャー療法」と「眼球運動による外傷的記憶の脱感作と再体制化を行う技法(EMD/R療法)」に共通する治療メカニズムについて言及している。原文を読む前、あるいは後に本稿を読んでいただいたとき、少しでも本稿がお役にたてば幸いである。

言及状況

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@snitori この論文では眼球運動がEMDRの治療効果に影響を与えていないとされていますがどうなのでしょうか。 https://t.co/tSePrtzH2X
PTSDの治療法に共通するメカニズムは何か? : スペイツ氏の論文の要約 https://t.co/MZoKlh3hcR
自分の知識は「EMDRにおける眼球運動にはそんなに意味がない」というこの論文からアップデートされていないんですが(この見解が主流かどうかも知らん)それから随分と研究が進んでいるんやろな。 →PTSDの治療法に共通するメカニズムは何か? : スペイツ氏の論文の要約 https://t.co/nKmObCTOGy

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